「森林を守ろう!
山陰ネットワーク会議」正式加盟
@第1号議案 「事業計画」
当法人は、昨年10月、山陰合同銀行が主催する「森林を守ろう!山陰ネットワーク会議」(現在、鳥取・島根両県で33団体)に正式加盟しました。
今後、同会議の指導と支援を仰ぎ、加盟の他の団体と交流して学習しながら、当法人の目的である山林環境保全活動に取り組んでいくことになります。11月22日(水)には、米子市で開催された会議に山岡理事長、坂口理事が出席し、他の加盟団体と交流し、続いて本年2月11日(土)、松江市くにびきメッセで開催された「森林保全シンポジウム」には山岡理事長、坂口理事、尾島秀昭氏が参加し、アル・ゴア元アメリカ大統領が出演したドキュメンタリー映画「不都合な真実」(本年のアカデミー賞を受賞)の鑑賞、秋山豊寛氏等によるパネルディスカッション、講演を聴きました。会場には加盟団体の紹介パネルが掲示され、当法人の活動も紹介されました。
3月18日(日)、国道9号「道の駅大栄」の南側に建設中の「青山剛昌ふるさと館」が、リニューアルオープンしました。
世界的な超人気漫画「名探偵コナン」(週刊少年サンデー連載中)の原作者・青山剛昌氏の出身地である北栄町が、青山剛昌氏にスポットをあて、青山作品の世界を解き明かし、また青山氏の魅力や人となりを紹介し、「コナンの里北栄町」の拠点施設とするため設置したものです。
このリニューアルオープンにより、鳥取県を代表する観光拠点が誕生したことになり、地域活性化に大きな力になることが期待されています。
当法人では、これを機会に「私設応援団」を設立しました。「ふるさと館」の活動を支援し、地域おこしへの積極的な提案活動をすすめることになりました。
設立の会は、オープン直前の16日(金)に北栄町で開催され、地元中心にNPO関係者や農業・商工・観光・輸送・地域づくり等の幅広い分野から30名以上が参加し、県や中部各市町の担当者もオブザーバーとして出席しました。
団長に河本義永氏(当法人理事、元県副知事)、副団長に道祖尾孝康氏(当法人会員、山本印刷専務)、事務局長に山岡憲樹氏(当法人理事長)が就任し、今後、月1回を定例に活発に意見交換し、ふるさと館を軸に中部全体の観光ルート開発やイベント開催等に取り組むことになります。
(営業時間)
5月〜10月 AM9:30〜PM5:30
11月〜4月 AM9:30〜PM5:00
JR由良駅下車/車で約5分・徒歩約10分
ホタル・ネットワークの第2回研修会が、18年12月17日、20名が参加し、倉吉未来中心で開催され、米沢 正美事務局長を講師に、冬季の大事な作業として川づくりが欠かせないことを学びました。具体的には、川の流れをゆるやかにするため適宜に石カゴを置くこと、それにより適度の土砂が堆積しそれがホタルの幼虫の寝床になること、あまり河川をきれいにするのはかえってカワニナの餌となるプランクトンが生育しにくくなり、pH5程度の汚れが必要であり例えば野菜くずなどが有効であること等が指摘されました。また南部町金田地区の井塚公民館長から、「心のホタル」の題でスライドを使って事例報告があり、ホタルの復活に取り組んだ地域の姿が紹介されました。6月15?17日には鳥取市で開催予定の「第40回全国ホタル研究大会」の実行委員会が、3月10日、鳥取文化センターで開催され、ホタル・ネットワークは主に同16日(大会第2日目)の交流懇親会の進行・企画を担当することが決まりました。詳細は、4月7日(土)に代表者会議を開催し、樗谿(おおちだに)で幼虫上陸の観察研修を兼ねて検討することになりました。なお幼虫上陸は桜開花日から2週間頃に始まり、さらに幼虫初上陸から45日目頃(遅くとも53日目まで)に初飛翔が見られる見込みです。もちろん気象条件(気温、土中の温度等)によって変化します。後日、ホタル・ネットワークに加盟している各地の観察報告をまとめ、ホタルの初飛翔予測(ホタル前線)を発表します。