とっとり希望化計画21 台湾旅行記

平成17年12月1日～4日まで当NPOの会員・有志の研修事業の一環として、台湾・台北市に研修旅行を実施しました。

これは、鳥取～台湾の観光交流を活性化させることを目的に、台北の関係機関、航空会社、旅行社や主要企業を訪問し、種々、意見交換を行ないました。

河本義永団長（当NPO理事）、重田紀夫副団長（同理事）をはじめ、合計12名が訪台し、精力的に視察を重ね、また、会員相互の親睦を深めることができました。

とくに各航空会社・主要旅行社との意見交換では鳥取・山陰の観光魅力を発信提案でき、「コナン」や「大山の雪・スキー」には大きな感心が寄せられました。

今後チャーター便はもとより広島・関西空港との定期便を使っての誘客の可能性が大きいことが確認されました。

NPO「とっとり希望化計画２１」台湾経済・観光視察団

平成17年12月1日～4日

法人の第１回海外研修として、鳥取県との間で、物産・観光交流の今後の拡大が見込める台湾を選び、民間の立場から、その実態に触れ、情報を掌握することを目的とした。

～主な訪問先～

■亜東関係協会（外交部日本事務会）
■日本交流協会台北事務所
■日本観光交流協会台湾事務所
■長栄航空
■中華航空
■東南旅行社
■大栄旅行社
■假日旅行社
■医杏企業有限公司
■和泰興業股　有限公司

今後も機会をつくり、海外を含めた研修旅行を実施する予定です。

亜東関係協会や台中県政府、日本観光協会、日本交流協会、等の関係機関をはじめ有力旅行社を表敬してPRに努めました。また地元マスコミとの意見交換もおこない、三朝町と姉妹交流している台中県・石岡郷への表敬訪問等、ハードスケジュールをこなしてきました。

名探偵コナンや鬼太郎の人気ぶりを確認でき、21世紀梨をはじめとする県産品が予想を超える評価の高さも認識できて、今後、台湾が鳥取県のよきパートナーになりうることを確信できました。

今後は一層、台湾～鳥取間の交通アクセスの開設、相互理解の増進に努力していきたく、会員各位のご協力ご理解、ご参加をよろしくお願い致します。

また台湾との交流を本格化させる一環として、平井知事とも相談し、「台湾戦略プロジェクトチーム」を6月にスタートさせました。

座長に山岡理事長がつき、県担当者（観光課、交流推進課、経済雇用政策総局、交通政策課）、台湾との交流がある三朝町、北栄町、シンクタンクの県産業振興機構、とっとり総研、ジェトロ、旅行・旅館・観光業界、青少年育成団体、日華親善協会等のメンバー計15名で構成し、月1回の定例協議を重ねています。

これは各分野がそれぞれ交流するのではなく、連携をもち相乗効果を図りながら、物産・観光面のみならず幅広い交流の拡大を促進するため、戦略性が必要との思いから発足したものです。

1年を目途に議論を深め、県知事や議会、関係各方面に提言したいと思っています。会員諸兄からの建設的、積極的なご提案・ご意見を心よりお待ちしています。